Bakti Budaya Djarum Foundationの支援により、インドネシアの著名監督Garin Nugrohoが「サムサラ」と題したミュージカル映画を上演します。
このモノクロ無声ミュージカル映画のパフォーマンスには、俳優のArio Bayuとインドネシア系オーストラリア人のダンサー、Juliet Widyasari Burnettが出演します。
アート好きな方々は、2024年12月5日にジョグジャカルタのGelanggang Inovasi dan Kreativitasでミュージカル映画を見れます。また、2024年12月13日から15日までジャカルタのGraha Bhakti Budaya Taman Ismail Marzukiでミュージカル映画も見れます。Galeri Indonesia Kaya Jakartaでの記者会見で、Garin Nugrohoは、ミュージカル映画「サムサラ」は、議論と対話のための新しい空間を開くことができる革新と新しい鑑賞体験をもたらすためにここにあると説明しました。
「サムサラとは、生まれ変わるという意味です。だから、サムサラを観なければ、生まれ変わったとは感じられないでしょう。」Garin Nugroho
ミュージカル映画「サムサラ」は、シンガポールのEsplanad SingaporeとバリのIndonesia Bertuturイベントで上演され、成功を収めています。「サムサラ」プロデューサーのGita Faraは、ジャカルタが上演地として選ばれたのは、インドネシアの芸術の中心地のひとつとしてのジャカルタの役割と切り離すことはできないと語りました。
「一方、ジョグジャカルタは、Jogja-NETPAC Asian Film Festivalの開催に合わせて選ばれました。サムサラは映画祭のオープニングを飾り、シネコンサートはGelanggang Inovasi dan Kreativitasで開催されます。」 Gita Fara(サムサラ プロデュサー)
ミュージカル映画「サムサラ」の舞台は1930年代のバリです。貧しい家庭の男が、愛する女性の金持ちの両親にプロポーズを断られます。その後、彼は猿の王と魔法の契約を結び、富を得るために闇の儀式を行います。しかしその過程で、儀式は彼の妻子を苦しみに陥れる呪いをかけます。
Bakti Budaya Djarum Foundationのプログラム・ディレクター、Renitasari Adrianは、Garin Nugrohoはいつも、芸術愛好家の目と耳を甘やかし、国の文化に触れるような作品を発表していると語りました。
「ミュージカル映画サムサラでは、インドネシア、特にバリ島の過去の雰囲気や伝統と現代アートの融合による、印象的でシックな映画体験ができることでしょう。」 Renitasari Adrian(Bakti Budaya Djarum Foundation プログラム・ディレクター)