バンドゥンに在住のVania Febriyantieと若者たちが、近隣の遊休地を活用しようと動き出しました。遊休地とは、何らかの活動に利用されていない土地のことであります。
Vania Febriyantieによると、彼女の家の周りには、実際にゴミ捨て場として使われていた遊休地がたくさんあると言います。
「Seni Taniと名付けた活動を通じて、私たちは遊休地を地域住民に食料を供給する共同庭園に 目覚めさせることを考えました。」 Vania Febriyantie
Vania Febriyantieは、 遊休地周辺の落ち葉や小枝、庭のゴミなどの有機廃棄物を土壌の肥料として活用していると述べました。この廃棄物は地元住民や清掃業者から入手します。そして準備が整った土地には、野菜や果物などさまざまな食材を植えていきました。
「私たちは、 遊休地で採れた作物を、最低でも1ヶ月の定期購入システムで、地域住民に販売しています。」 Vania Febriyantie
Community Supported Agriculture(地域支援型農業)のコンセプトを掲げるSeni Taniは、あらゆる階層の地域住民が農業プロセスに直接関わることができるようにすることを目指しています。農業が若い世代に軽視されていることは否定できません。しかし、Seni Taniを通じて、 Vania Febriyantieと彼女の同僚たちは、地元の若者たちが自分たちの管理する土地の農民として直接関わることを奨励しています。
「実際、私たちは高齢者にも参加を呼びかけています。高齢者はもう働かなくてもいいと思っている人も多いのですから。」 Vania Febriyantie