絞り染めバティックの定義と作り方

  • 2024.11.15

絞り染めバティックの定義と作り方

バティックのモチーフを作る技法のひとつに絞り染めというものがあります。


絞り染めのバティックは、交易使節団を通じてインド人によってインドネシアに紹介されました。この技法が大きな注目を集めたのは、主にその魅力的な色彩の数々による装飾的な美しさのためです。

 

絞り染めバティックは、布を縛って染めるという繰り返しの工程から生まれるモチーフです。この工程により、生地の表面に独特の抽象的な模様が描かれます。絞り染めのバティックの模様は、筆記体やスタンプのバティックとは異なり、自由であまり正確な形ではない傾向があります。

 

絞り染めの技法は、一般的に「綴じ」と「染め」の2段階に分けられます。

綴じプロセスには絞り染めバティックを作る際に使われる綴じ技法は、布の好きな部分を縛ることによって行われます。丸や不規則な線、時には思いがけない模様が現れることもあります。結ぶ道具は、色を吸収しないゴムが使われます。染めプロセス にはこの技法は、生地の好きな部分に浸したり、浸したりして行います。この染色技法は、作られた綴じの形に応じた模様を作り出します。

提供元

絞り染めバティックの定義と作り方
  • この記事を共有する