バンドン工科大学アートマーケット2025に向けたクリエイティブイベント「Saling Senggol(ぶつかり合う)」の盛り上がり

  • 2025.8.20

バンドン工科大学アートマーケット2025に向けたクリエイティブイベント「Saling Senggol(ぶつかり合う)」の盛り上がり

バンドン工科大学のCAD(Center for Advance Sciences)の建物内はお祭りのように盛り上がっています。


バンドン工科大学の美術デザイン学部の学生や卒業生が作成したユニークな作品、小物、写真ブース、タトゥーなど、さまざまなクリエイティブ製品がイベントを彩ります。バンドン工科大学アートマーケット2025に向けたプレイベントの一つである「Saling Senggol(ぶつかり合う)」では、複数のアーティストによる音楽パフォーマンスも披露され、さらに盛り上がりを見せました。


バンドン工科大学アートマーケット2025の委員長、Kayla Davinaは、「Saling Senggol」は芸術界における世代を超えた出会いの場になっていると語っています。


「Saling Senggolを通して、学生、卒業生、そして一般の方々を結びつけ、創造的なコラボレーションを生み出すことを目指しています。”パターン認識”のテーマは、芸術とデザインの分野で強力な交流を生み出すことに重点を置いています。」Kayla Davina(バンドン工科大学アートマーケット2025 委員長)


「パターン認識」のコンセプト自体は、学生、卒業生、一般の人々など、芸術コミュニティのさまざまな要素を結び付けるように設計されています。テナントの展示に加え、来場者は音楽パフォーマンスも楽しむことができます。オーディションに参加しているバンドの演奏が行われ、最後にはThe Panas Dalam Bank、Seurieus Band、Dongkerといった有名バンドの演奏が披露されました。


選ばれたオーディションの参加者は後日、バンドン工科大学アートマーケット2025に再び登場する予定だとKayla Davinaは説明しました。


「テナントの大半は学生や卒業生なので、社内協力の精神にとても近い雰囲気になっています。」Kayla Davina(バンドン工科大学アートマーケット2025 委員長)


Kayla Davinaによると、「Saling Senggol」は頂点となるアートマーケットを目指す一連のイベントの最初の部分に過ぎないと説明しています。これに続き、バンドン工科大学はCADの建物内で専門家によるアートとデザインのディスカッションフォーラムを開催するほか、2025年9月27日に、Bandung Indah PlazaまでのJalan Dago沿いでコスチュームパレードを開催する予定です。


「次回のプレイベントもバンドン工科大学はCADの建物内で開催され、専門家を招いてアートとデザインに関するディスカッションフォーラムが行なわれます。その後、9月27日には、Jalan DagoからBandung Indah Plazaまでコスチュームパレードが開催され、バンドンの街を賑わせる予定です。」Kayla Davina(バンドン工科大学アートマーケット2025 委員長)



テナントとして参加したビジュアルコミュニケーションデザイン学部の学生、Audrey(22)とRegina(23)は、イベントに参加できて嬉しかったと述べています。


「このイベントは私たちの作品を一般の方々と共有できる素晴らしい機会だと思います。また、パフォーマンスや展示会などもあり、学生たちが才能を披露する機会となっています。」Audrey(ビジュアルコミュニケーションデザイン学部 テナント参加者)


Reginaは、バンドン工科大学アートマーケットには常に独自の魅力があると付け加えました。


「今年は学生として初めて参加できる機会だったので、とても楽しみにしていました。バンドン工科大学アートマーケットは、公共にとって常に特別な魅力を持っています。」Regina(ビジュアルコミュニケーションデザイン学部 テナント参加者)



バンドン工科大学アートマーケットは、インドネシア最大級のアートイベントの一つとして知られています。2014年に開催されたこのイベントは、大勢の観客、展覧会、そして様々な団体によるアートパフォーマンスで知られています。バンドン工科大学はこのイベントの復活により、学生、卒業生、一般の人々を結びつける創造的なエコシステムを強化する計画を立てています。

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