Tebejournal プロフィール
①簡単な自己紹介をお願いします。
私は、Tubagus Salamudin A、Tebeとよく呼ばれています。インドネシアのタンゲラン出身のアーティストで、現在32歳です。現在の活動は、キャンバスに絵を描くことと、プロダクトデザイナーとしても活動しています。
私の作品のスタイルは、ポップ・シュールレアリスムで、自分が住んでいる環境や日々の何気ない会話から見つけた問題、他の人が同じように感じている瞬間、映画が、私の作品のインスピレーションの源になっています。
②日本に行ったことはありますか。行ったことがある場合は、どこに行きましたか。またそれはプライベートの旅行ですか、仕事ですか。
行ったことはないのですが、日本の田舎を訪れ、どのような文化があるのかを知り、より深く現地の人々を知りたいと思います。また、漫画やアニメを制作しているところにも行ってみたいです。なぜなら、私は日本の漫画やアニメに影響を受けて、子供の頃から絵を描くようになったからです。
③日本の印象、日本から影響を受けたこと、日本人アーティストの印象等について何かあれば、教えて頂けますでしょうか。
日本の漫画やアニメは、アートの世界にとても強い影響を及ぼしていると思います。日本の漫画やアニメは、私に今でも忘れられない幼少期の印象を与えてくれました。私の幾つかの作品は、日本の漫画のキャラクターから影響を受けています。また私にインスピレーションを与えてくれた日本のアーティストは、奈良美智と村上隆です。
④MISSAO ARTに参加してみようと思った理由について教えて頂けますでしょうか。
新しいことにチャレンジできるチャンスだと思い、MISSAO ARTに参加することにしました。今後、日本の美術愛好家とのつながりができたり、自分の作品を評価してもらえたりと、メリットを感じられるようになれば良いと思っています。私の作品が、日本で流通するようになれば、とても嬉しく思います。
⑤最近のアーティスト活動について教えて頂けますでしょうか。
現在、キャンバスに描くペインティングの制作に力を入れています。以前、タンゲランにて「Indonesia Melukis Batch 1」という展覧会を開催しましたが、このような展覧会を行い、アーティストとしてより成長していきたいと思っています。
⑥これまでのアーティスト活動の中で印象に残っているプロジェクトや展覧会があれば、教えて頂けますでしょうか。
一番印象に残っているのは、アライアンス88の仲間たちと手作業で行う、高さ60cm、幅50cmのおもちゃを作るプロジェクトです。なぜ記憶に残っているかというと、プロジェクトに参加した複数のアーティストが異なるスタイルを持っているため、それを調和させておもちゃを完成させる必要があり、これは私にとって、楽しくてチャレンジングな経験だったからです。
⑦今後のアーティスト活動について、目標や、やりたいこと等があれば教えて頂けますでしょうか。
キャンバスやトイを使った作品を制作し、個展で発表したいと思っています。また、海外のギャラリーとコラボレーションして、私の作品を国際的に流通させたいと考えています。
⑧最後に、日本の方々に向けて、何かメッセージがあれば、教えて頂けますでしょうか。
誰に影響されることなく、自分が本当に好きな作品をコレクションしていただくことで、我々のようなアーティストが、活動を続けられるようになりますので、応援宜しくお願いします。
2022.10.29