Mikhael Yesyurun プロフィール
①簡単な自己紹介をお願いします。
1995年3月13日、ジョグジャカルで生まれ、素朴な家庭で育ちました。SMKN 3 Yogyakarta(高校)でオーディオ・ビデオ(エレクトロニクス)を専攻し、卒業しました。子供の頃から絵を描くことが趣味で、現在まで本格的にやっています。幼少期から大学入学までグラフィティ・アートに大きな影響を受けましたが、現在は紙やキャンバスのメディアにも興味を持つようになりました。
2014年に大学でビジュアルコミュニケーション・デザインを学びましたが、2015年に退学し、2017年に再び入学し、アートの勉強をしています。
私の作品は、自己反省であると同時に、自然やヒューマニズムといった身の回りの問題から引き起こされる思考の記録でもあります。私は、自分のイマジネーションと私が描くオブジェで、人々を楽しく誘いたいと考えています。私の作品が、私と同じような問題に直面している人たちの刺激になれば幸いです。私にとってのアートは、別の形の愛であり、それを人々と分かち合いたいと考えています。
②日本に行ったことはありますか。行ったことがある場合は、どこに行きましたか。またそれはプライベートの旅行ですか、仕事ですか。
行ったことがありません。
③MISSAO ARTに参加してみようと思った理由について教えて頂けますでしょうか。
私は、日本に興味があるため、このような機会は光栄に思いました。 これは私にとって幸運なことで、もしかしたらこれは、私の将来のキャリアや他のアーティストの友人たちへの足掛かりの一つになるかもしれないと思います。今後、インドネシアと日本の関係がより円滑になり、このきっかけを通じて、両国の発展により一層の貢献ができるようになることを願っています。
④最近のアーティスト活動について教えて頂けますでしょうか。
私は新人のアーティストです。現在、Institut Seni Indonesia Yogyakartaで勉強しており、卒業のための最終プロジェクトに取り組む最終学期を迎えています。昨年の2022年3月、Indieart Houseで個展を開催したところです。この展覧会は、私が美術の世界に本格的に足を踏み入れる大きな第一歩となりました。次の活動としては、2023年1月にジャカルタのRachel Galleryで展覧会を開催する予定です。無事に展覧会が、開催できることを願っています。
⑤これまでのアーティスト活動の中で印象に残っているプロジェクトや展覧会があれば、教えて頂けますでしょうか。
どの展覧会も、私に良い印象を与えてくれました。ただ、一番印象に残っている展覧会は、グループ展で、Institut Seni Indonesia Yogyakartaの学生として初めて参加したときのことです。また、ファインアートが自分の進むべき道だと確信したのは、2022年の個展の開催がきっかけでした。また最近、私が所属するアーティストグループは、Asana Bina Seni Biennale Yogyakartaに参加する機会を得ました。これは、私たちが今後成長するための良いステップになると思っています。
⑥今後のアーティスト活動について、目標や、やりたいこと等があれば教えて頂けますでしょうか。
今後は、国内外での展示会を続けていくことが目標です。私の作品を通じて、メッセージを伝え、皆さんに楽しんでもらいたいと思っています。また私が住んでいるジョグジャカルタにアートのコミュニティを作りたいです。そして、国内または海外のアート関係者と連携すること。また、将来的にはギャラリーや美術学校、美術館のような場所を作りたいと考えています。全て実現できることを願っています。
⑦最後に、日本の方々に向けて、何かメッセージがあれば、教えて頂けますでしょうか。
私の作品に興味を持ってくださった方々いれば、とても光栄に思いますし、その方々に、「評価してくださってありがとうございます。」というメッセージを送りたいと思います。
私の作品を楽しんでもらいたいと考えています。私にとって、アートの制作は愛の形であり、それを皆様と分かち合いたいと思っています。
2022.10.29