Kevin Varian プロフィール
①簡単な自己紹介をお願いします。
私Kevin Varian Matthew(通称Cuts)は、ジャカルタを拠点とするグラフィックデザイナー、イラストレーターです。私のアートへの興味は幼少期から始まり、他の多くの人と同じように、紙に目的もなく絵を描くことから始まりました。
このアートへの関心は、グラフィックデザインの学士号を取得するにつれて高まり、紙からデジタルへと媒体を発展していきました。
現在、デジタルアートを専門とし、地元のバンドやイベントのプロデュースを手がけたりもしています。私の作品の多くは、マンガのイラストやアメコミ、ファンタジー、人間の活動から多大な影響を受けています。
②日本に行ったことはありますか。行ったことがある場合は、どこに行きましたか。またそれはプライベートの旅行ですか、仕事ですか。
個人旅行で4回行ったことがあります。東京、京都、大阪、横浜、湯沢に行きました。
③日本の印象、日本から影響を受けたこと、日本人アーティストの印象等について何かあれば、教えて頂けますでしょうか。
私の芸術の旅は、日本の文化やポップカルチャーに大きな影響を受けています。子供の頃から、日本の美術・芸術は私の日常生活の一部でした。子供の頃、朝からアニメを見ていたのがきっかけで、今では作品作りの参考にさせてもらっています。私の制作プロセスに大きな影響を与えた日本人アーティストの一人に、村上隆がいます。
④MISSAO ARTに参加してみようと思った理由について教えて頂けますでしょうか。
日本のコレクターと直接つながりたいという思いもあり、MISSAO ARTに参加しようと思いました。
⑤最近のアーティスト活動について教えて頂けますでしょうか。
現在の私の芸術活動は、NFTの世界とWeb3のコミュニティで活発に活動しています。様々な国のアーティストと関係を築き、東京のアーティストチーム「Galverse」とも連携しています。
⑥これまでのアーティスト活動の中で印象に残っているプロジェクトや展覧会があれば、教えて頂けますでしょうか。
最も印象に残っているのは、オーストラリアのメルボルンで開催された国際展示会「Molecular Mess 2018」で、環境を守ることの大切さを知ってもらうことをテーマにした展示部門に参加したことです。2つ目は、私のアート集団「Frame of Mind Jakarta」の展覧会で、2017年と2019年の2回開催しました。
⑦今後のアーティスト活動について、目標や、やりたいこと等があれば教えて頂けますでしょうか。
グラフィックハウスやイラストレーションスタジオを作り、国内外のプロジェクトに取り組むことが目標の1つです。そして、今年の目標は、インドネシア以外の国(日本、アメリカ、ヨーロッパ)での展覧会に参加することです。
⑧最後に、日本の方々に向けて、何かメッセージがあれば、教えて頂けますでしょうか。
インドネシアのアーティストの作品を楽しんでいただければと思います。そして私の作品が、アートの世界で皆様にインスピレーションを与え、新しい経験を与えることができればと願っています。
2023.5.18