Imes Paskalia プロフィール
①簡単な自己紹介をお願いします。
私は、ジャカルタを拠点とする若手アーティストです。 シンガポールの大学LASALLE College of the Artsを卒業し、ファインアーツを専攻し、2018年に卒業後 、インドネシアに帰国し、現在に至るまで、主に絵画やデッサンを中心に精力的にアート活動を行っています。 その間、私は双極性障害と心的外傷後症候群(PTSD)と診断されたため、私のアートの実践は、非常に個人的なものになっています。 私のキャンバスへの抽象的なアプローチは、私の無形の人間の感情であり、過去から現在までの目に見える視覚的記憶であり、私の精神病と思考の形でもあると信じています。
②日本に行ったことはありますか。行ったことがある場合は、どこに行きましたか。またそれはプライベートの旅行ですか、仕事ですか。
私は母と一緒に日本に行ったことがあります。2012年か2013年に、母との個人旅行として東京、富士山、京都、大阪に行きました。 お寺に参拝する文化や、日本の自然そのものを観光する文化を知ることができて楽しかったです。
③MISSAO ARTに参加してみようと思った理由について教えて頂けますでしょうか。
私のアート作品に関するネットワークを、特に日本で広げたいからです。
④最近のアーティスト活動について教えて頂けますでしょうか。
アーティストとして、映画、音楽、研究、本など、自分のアート活動にインスピレーションを与えてくれるものを見つけようとしています。私がアート作品を制作する方法は、スケッチだけでなく、私に影響を与えた研究からの言葉やキーワード、また私が患っている精神病などから解釈し、フィルターをかけ、作品そのものとして作ろうとしています。
⑤これまでのアーティスト活動の中で印象に残っているプロジェクトや展覧会があれば、教えて頂けますでしょうか。
2021年にジョグジャカルタでレジデンスを行ったとき、「Pelipur Lara」という作品を作りました。これは、私の家系図について描いた作品です。この作品は、私たちがどのような状況に住んでいても、家族はいつでもどこでも私たちを愛し、支えてくれるという私の家族に対する私自身の気持ちを表現するのに役立ったと感じています。
⑥最後に、日本の方々に向けて、何かメッセージがあれば、教えて頂けますでしょうか。
私のアート作品がビジュアルだけでなく、心から心に語りかけることを願っており、それを収集する人々が私と同じようにそれを大切にしてくれることを願っています。
2022.12.23