A. M. Dante プロフィール
①簡単な自己紹介をお願いします。
私の本名はAbdul Muis、友人の間では通称「A. M. Dante」と呼ばれています。私は、幼い頃から絵を描いてきた独学のアーティストです。私が美術の世界で本格的に活動し始めたのは、約12年前です。ジョグジャカルタ、バンドゥン、およびその周辺地域の先輩アーティストなどを通して学びました。絵を描くことは、私の魂の叫びであり、不安を吐き出すための表現媒体として、作品を作ることをとても楽しんでいます。
②日本に行ったことはありますか。行ったことがある場合は、どこに行きましたか。またそれはプライベートの旅行ですか、仕事ですか。
行ったことはないですが、いつか日本に行きたいと思っています。その機会があれば最高だと思います。
③日本の印象、日本から影響を受けたこと、日本人アーティストの印象等について何かあれば、教えて頂けますでしょうか。
日本のポップカルチャー、特にマンガやアニメ、特撮やスーパー戦隊などのテレビ番組から、多くの影響を受けました。90年代はインドネシアでは国営放送の黄金時代と言われて、日本の文化に触れる十分な機会があり、とても興味深く、刺激的でした。鳥山明先生に憧れて、子どもの頃の最初の夢は、実はマンガ家になることでした。
④MISSAO ARTに参加してみようと思った理由について教えて頂けますでしょうか。
日本に関して興味があり、またアーティストとMISSAO ARTの良い協力関係、相互扶助が生まれることを期待して、参加しようと思いました。
⑤最近のアーティスト活動について教えて頂けますでしょうか。
自宅で小さな家族と団らんしながら作品を制作し、仕事の合間には3歳の息子の世話をして遊んだりします。
⑥これまでのアーティスト活動の中で印象に残っているプロジェクトや展覧会があれば、教えて頂けますでしょうか。
私の芸術の道のりにおいて、最も印象深い出来事は、2021年にUOB Painting of the YearのBronze Emerging Artist Championとして認められたことと、2022年末にJulius Baer Next Gen Art Prizeの最終候補になったことです。2023年の初めにJulius Baer Next Gen Art Prizeの受賞者は決定します。
⑦今後のアーティスト活動について、目標や、やりたいこと等があれば教えて頂けますでしょうか。
まず、家族を幸せにしたいと思います。なぜなら、家族は、私が困難な状況でも幸せな状況でも、何をするにも常にサポートしてくれる最も身近な存在だからです。そして、将来は日本で展覧会を開き、アーティストとして国際的に活躍できるようになりたいと思っています。
⑧最後に、日本の方々に向けて、何かメッセージがあれば、教えて頂けますでしょうか。
日本のコレクターに伝えたいのは、インドネシアのアーティストの作品は十分なポテンシャルを持っていますので、コレクションして頂きたいと思います。また私の作品が、日本のコレクターの方々に評価され、コレクションされることがあれば、私個人にとっても大変光栄なことです。
2023.1.4