受刑者が絵画をRp30,000,000で売却し、自身のアートギャラリーを設立

  • 2025.8.9

受刑者が絵画をRp30,000,000で売却し、自身のアートギャラリーを設立

Indonesian Prison Products and Art Festival 2025が開催され、インドネシア全土の囚人や受刑者による絵画120点が展示されました。


作品の中の一つは、東ジャワ州マランの第1級矯正施設の受刑者の作品が展示されています。展示ブースでは完成した絵画の鑑賞だけでなく、絵画の制作過程を直接見学することもできます。


2025年8月8日、タンゲランのアロハPIK2で開催されたIndonesian Prison Products and Art Festival 2025でマラン第1級矯正施設の受刑者向けの絵画指導員Tri Hardiantoは、私たちはより魅力的になるようにここで絵を描いています。それで、訪問者はただ買うだけでなく、作成段階の絵画を直接見ることができるのです、と述べました。


Tri Hardiantoによると、開催前にすでにIndonesian Prison Products and Art Festival 2025の来場者から絵画の注文が1件ある状態でした。Tri Hardiantoは、インドネシアの海洋自然の美しさという依頼されたテーマに沿って、すぐに絵画を制作しました。

 

マラン第一級矯正施設の職業指導課長のHamlanaは、絵画は、マラン第一級矯正施設における労働指導のサブ分野の一つです、と述べました。


作成された多くの受刑者の絵画は、売れ行きがよく、さまざまな団体に購入されています。


「マラン市長、県の長官、さらには大臣までもが購入したことがありあます。」Hamlana(マラン第一級矯正施設 職業指導課長)


マラン第1級矯正施設の受刑者が描いた絵画の販売価格は、大きさや難易度によって異なります。しかし、これまでに売れた最も高価な絵画はRp30,000,000(約273,000円)でした。


「ジャカルタのLapangan Bantengで開催されたIndonesian Prison Products and Art Festival 2025で中小企業大臣が購入した鳥をテーマにした絵画がこれまでで最も高価な作品でした。」Hamlana(マラン第一級矯正施設 職業指導課長)


Hamlanaは、マラン第1級矯正施設の釈放者の多くが刑期を終えて自立していると説明しました。


「施設を出て、アートギャラリーを設立した者もいます。彼らは受刑中に学び、自分の才能や絵の上手さに気づいたのです。」Hamlana(マラン第一級矯正施設 職業指導課長)

 

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